「頑張ることをやめます」~SOKOAGE CAMP 14期~(上)
2/25から3/2まで、気仙沼でSOKOAGE CAMPに参加してきました。
そこで自分が考えたこと・感じたことをまとめようと思います!
SOKOAGE CAMPを知ったのは4年前、まだ高校一年生の頃でした。
カタリバさんのマイプロのスタートアップ会議に参加した時、自分のメンターをしてくれたのが、認定NPO法人底上げの理事長の矢部さんでした。
あれから4年、特に大学に入ってから1年。息苦しい日々を送っていました。
本格的に教育をする側になり(もちろん受ける側のことが多いですが)、コラボキャンパス三河でインターンをはじめ、大学の勉強についていけず..
自分の力のなさをこれまでかと見せつけられた日々でした。
そんな中、土日にベットでボーっとするしかできない自分を責めていました。
なぜ頑張れないのか。なぜ成長しようとしないのか。
なぜ周りは頑張っているのに、自分はやれないのか。
なぜ周りはすごいのに、自分は追いつこうとしないのか。
昔の自分のほうが頑張っていたのではないか。
自分より「すごい」人に会って、劣等感を押し付けられて......
いろんな要因が重なり、もう何もかも投げ出してしまいたいと思う日々でした。
それは、SOKOAGE CAMPに行ってからも続いていました。
あの場では、自分のふるまいについて、とがめられることはありません。
向き合いたいときは向きあう。散歩したいときは散歩する。寝たいときに寝る。
それが許されている環境..のはずだったのです。
でも、自分は自分を許せなかった。
周りが必死に自分に向き合っているのに、何もせずゴロゴロしている自分が許せなくて。
頑張らなきゃ、向き合わなきゃって思っていた。
でも5日目の夜、あやかさんと話していて、だいぶ心が軽くなりました。
伝えられたのは、「無駄な時間なんてない」
1日の中で、ソファに座って携帯を見る。その時間って一見無駄なように見えるけど、その時間を費やす価値があると思って私たちはそれを選択している。
「パッ」って思った「やりたい!」という感情に従い、行動に移している自分をもっと肯定する。
それだけで、だいぶ楽になるんじゃないか、と。
それまで、「成長しなきゃ」「頑張らなきゃ」と思っていた自分、スマホや散歩を敵視していた(といっても重度なスマホ依存なんですけど)自分にとって、あの会話は、世界が変わるきっかけでした。コペルニクス的転回ってこういうことを言うんですね。
だから、決めました。
「竹入は、頑張ることをやめます。」
んー、少し違うな。「『頑張ろう』と意地を張ることをやめます。」って言ったほうが正しいのか。
「やりたい」に従っている自分を肯定して、受け止める。心からふつふつと湧き上がってくる「やりたい」に従う。それだけで、人生少しは楽になるんじゃないかな。
そんな仮説を立てて、これから検証していこうと思います。
もちろん、不安はあります。
まず、より楽なほうへ楽なほうへといってしまうのではないか。成長の阻害になってしまうのではないか。
もう一つは、周りからの刺激・プレッシャーに耐えられるのかどうか。
実際、今、気仙沼から女川に移動して、やりたいことをやっている人のすごさにビックリしています。刺激だらけで、「自分何しているんだろうな」と感じることもあります。
でも、今はこれでいいと言える自分がいます。こうやってブログに記録しているのも自分の「やりたい」に従っているんだなと思うと、幸せです。
まずはこの仮説を検証しようと思います。
「自分のやりたいに従ったら、人生は楽になるのか?」
さぁ、楽しく生きよう
まず、やりたいことリストを作りたいなぁ...
ちなみに、もう既に一つやりたいことは達成しました。
「SOKOAGE CAMPの事後研修に参加すること」
次の日から旅行?バイトが入ってる?全部何とかしました(笑)
すごくいきたくて、これがふつふつと湧き上がる感情に従うことなのかな、と
えへへ、今はすごく、幸せです。
(会場となった廃校です)
--だけどもう一度 だからこそもう一度
望んでなれるものじゃなくても
まだ自分さえ知らないような
「幸せだよ」と真っ直ぐ言えるような
笑顔の自分になりたい